この記事の写真をすべて見る
パソコンやスマホからライブ配信ができるサービス「ツイキャス」で、その人気の高さから“王”と呼ばれる配信者がいる。その男の名は「コレコレ」(30)。16歳でライブ配信を始め、「ねとらじ」や「ニコニコ生放送」などの配信サイトが誕生すると、またたく間に人気者の階段を駆け上り、いまでは「日本トップのライブ配信者」と呼ばれるようになった。「楽して生きていきたい」と話す一方で、人気YouTuberやアイドルプロデューサーとしての顔も併せ持ち、コミュ障なのに女性にモテる。コレコレとは何者なのか。年収や今後の目標など、話を聞いた。(前編から続く)
* * *
――2018年からクリエイター事務所の「ライバー」に所属されています。その理由を教えてください。
そこそこお金もたまりましたし、「いいマンションに住みたいな」と思いまして(笑)。フリーだとローンが組みにくいんですよ。そんなタイミングでお誘いをいただいたので「まあいっか」と。それにこの事務所、すごいゆるいんです。クリエイターファーストというか。それで所属を決めました。僕のキャラ的に「UUUM(ウーム)」みたいな大手事務所は難しいですしね。まあ入りたくないんでいいですけど。僕の人生のコンセプトは「楽して生きていく」なので。
――「好きなことで生きていく」(YouTubeのTVCMで使われたキャッチフレーズ)ではないんですね。
ぜんぜん違います。好きなことでも大変だったら嫌じゃないですか。ぶっちゃけ、有名なYouTuberは皆さん、好きなことでは生きていないと思います。
――ご活躍を見ていると、ぜんぜん楽そうではありませんが。
そうですか? 一日の睡眠時間は絶対に12時間ないと嫌なので、それをキープしています。だから一日が短いんですよ。