──どういった形でヒアリングが進められたのか?

岡本:写真誌から問い合わせがあった場合に、直接ヒアリングをして、状況などを確認することになっています。

──会見が5時間近くになってますが、芸人さんたちが岡本社長の話で納得していると思いますか?

岡本:SNSにもあったように、十分ではないこともあると思います。

──具体的な対策が見えてこないのですが。

岡本:現場のマネジメントを、人数も含めて強化します。人数を増やすだけではなく、タレントさんと向き合えるスタッフをどれだけ拡充できるか、話を聞いていける人を増やすことだと思います。

──今後は書面での契約書を作っていくのか?

岡本:NSCを卒業した生徒さんには、コンプライアンス重視の内容にサインをしていただいて、ウチの仕事をやっていただくと。基本は契約書なしで、人間関係でということはベースであることは変わらないと思いますけど、話は多岐にわたりますので、いろんな話を聞いていきたいと思います。

──契約書がない場合、損害賠償請求もできないと思いますが。

岡本:過去、タレントさんが事件や事故を起こしてクライアントに損害を与えても、タレントさんに請求したことはありません。

──宮迫さんにメールなどで処分撤回について事前の連絡は。

岡本:まだしてないです。

──亮さん、宮迫さんの会見の中で言われたことで反論できることはありますか。

岡本:反論はないですけど、思いをもう一度伝えることだと思います。

──事実で違うことはないということでしょうか。

岡本:まあ……。違うところはあると思いますけど。

──その部分を教えてください。

岡本:すみません。受け止め方の違いといいますか、それについて話ができればと思っています。

──事実と違うところは。

岡本:認識の違いがありますので、本人たちと話ができればと思っています。

──言ったことに間違いはないけど、認識が違うのか?

岡本:認識の違いはあるということですね。

──宮迫さんと亮さんの言っていることはすべて事実ですか?

岡本:もう一回、何を言っているかということも精査して、そこでもう一回、僕なりに理解できればと思います。

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