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吉本興業の岡本昭彦社長が、22日午後2時半から闇営業騒動をめぐる一連の吉本興業の問題について、都内で会見した。
(1)(2)(3)(4)に引き続き、会見の一問一答を掲載する。
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──宮迫さんはどういう説明をしていたのか?
岡本:彼らがウソをついたというのは、もらってないと言ったところから、もらってると言ったところは、ウソだったということ。それ以降は、彼がどれをウソで、どれがホンマで、僕らも二転三転してるなかで、その時にいろんな気持ちもあるなかで、ここがこうというのは、なかなか難しいというか、明確になるということでもないかなと思います。
──宮迫さんに「会社として静観する」と言ったことは事実か。
岡本:「静観」という言葉を使ったかどうかは定かではないといいか。その時に藤原がその時の状況を。
──言ったか、言わなかったかを説明して下さい。
藤原(副社長):「静観」という言葉を使ったかどうかは、はっきり言って覚えてないです。ただ、亮君のところに、マネージャーの中村に連絡があって「どうやらお金を受け取っているらしい」という話がありました。あと、宮迫も他のメンバーも全員集まって話をしようということになって、集まりました。その時に、みんながお金を受け取った、亮君が受け取ったという話をしましたと。宮迫さんの方は、「僕の記憶では、記憶が定かではないけど、周りのメンバーが受け取ったということなので、みんなの話で受け取ったのかな」という感じだったんですけれども。今まで聞いていたのとまったく違う答えだったので、正直、信じられない、びっくりするというか。そういう状況になってのはたしかです。
ただ、その時にこの件が発覚した状況で、各関係者さん、テレビ局さんもそうですし、関わる企業さん、関係者のみなさんに謝罪も含めてご報告してたこととまったく違うことになるので、とにかくびっくりして、これからどうしようかという思いになっていたのは覚えているんで。本当にしっかり確認作業をしないと、また次にいい加減に報告に行くわけにはいかないということになりました。なので、これはちゃんと聞いて対応を含めても考えると、事実、静観といっても、まったく動かないという感じに聞こえてしまうんですけど、だから静観という言葉は使ってないと思っているんですけど、しっかり確認作業をしないといけないという状況になっていました。