──会社が謝罪会見をやらせなかった理由は、どう思いますか。
亮:思うか、ですか。想像で言うのはちょっと。
宮迫:今日は僕らは事実をしゃべるだけであって、想像でしゃべってしまうと事実とはいえなくなってしまいますので、申し訳ないです。
──芸能界にいて反社会勢力を身近に感じることはあるんでしょうか。
宮迫:仕事を持ちかけられることはないんですけど、僕のフライデーの2本目もそうなんですけど、写真というのは頼まれると、僕は比較的頼まれると基本的に撮れない状況以外では撮るようにしています。おそらく、何万人という人と写真を撮っていると思います。30年の間で。
写真を撮った人が、撮った時点で違うかもしれませんけど、その後で犯罪者になった後、数年後に(記事に)出されるというのは……。現時点でも雑誌社の方にはいろんな写真が届いているのかもしれません。
おぼえているなかでも、家族でハワイに行った時に、ハワイのショッピングモールで入れ墨が入っている方に写真を撮られたことはあります。でも、正直なところ、そこを断るというのは難しい。家族も一緒にいましたので。ちょっと断れないというのは多々ありますので。
ただ、僕の2本目のフライデーのような写真はすごくありますので、今後、芸能人の写真が出るのかもしれませんけど、そこはちゃんと精査をして、ワイドショーなりなんなり、ただただ憶測で、これは真実ではないだろうかとおしゃべりになることで、その芸能人の方の一生が終わってしまうかもしれない。ですので、そこの事実関係の精査というのはすごくしっかり、こんな騒動を起こした僕が言うのはお門違いなんですが、そこは今後、そういう写真が出てきた時の芸能人の方のことは考えてほしいなと思います。
たしかにおっしゃるとおり、その第2報で僕の人生はここまで急激に変わりました。もともときっかけは僕のせいです。でも、最終的なその第2報で僕は契約解除という状態になっていますので、そういうことはワイドショーの方々もコメンテーターの方々も、憶測だけで人の人生が変わるということは認識を持ってやっていただきたい。誰が言うんだというのはあると思いますけど、こういう場をつくっていただいたというのはありますので、ぜひお願いします。