──嘘をついて大騒動となってしまったこと。ご家族にはどのように説明されましたか。
宮迫:妻はやはり一般の人間なので、なぜ謝罪会見ができないのかと同じように言ってました。正直な話を言う場なので言いますが、させてもらえないということをずっと会話をしていると、もう辞めた方がいいんじゃないかと。責任を取って。自分のせいなんだからと。後輩たちを巻き込んでいるんだからと。「引退も考えたら」とは言われていました。息子は大学生なので正直、しっかりと話すことは逆にできていません。というか、事の経緯を言おうとしたんですが、「わかったわかった」とさっと離れていくので。彼がいま、どのように感じているのかは、父親としては失格なんですが、今ははかりかねます。
亮:今の状態でいうと、妻は「やっと言えるのか」という気持ちで。今後、どういうふうになるかわからないけど、本当のことを言って、しっかり謝罪してきなさいと。そのあとどうなろうと、本当のことをしっかり伝えて、自分の子どもに見せられるような会見にしなさいと言われました。
──その通りにできましたか
亮:ウソをついていることは一つもないので、真実は伝えられていると思います。
──本来なら契約解除も引退も回避したかったのか。
宮迫:本来は「謝罪会見」をしたいということでしたので、自分たちの口で謝らせていただきたいと思っていたので。その二者択一の選択はビックリはしました。
亮:僕ももちろんそうです。宮迫さんが、「自分は引退してでもいい。亮は残してほしい」と言っていたのに聞いてくれなかったので。「亮もクビだ」と。それか二人とも契約解除ということで、宮迫さんもずっと悩んでいたのは申し訳ないなと。僕のことを守ろうとして、引退のことも言えないし。申し訳ないですけど、僕はそこで逆に宮迫さんに「ここまで言われたらいれないです」という気持ちになっている。今回はそれで「Q&Aにも行かなくてよろしいでしょうか」と話したので。
(AERA dot.取材班)