――その引退会見が、実は昨日行われる予定だったと?
宮迫:そうです。
――そして契約解消に至ったが、今の思いは?
宮迫:僕が、引退をするというのはあってしかるべきだという認識はあります。ですので、契約解消されたことについては何も文句はありません。
――引退ではないということ?
宮迫:何度もそのことは考えました。ですが、僕は18から30年間この仕事しかしていない。僕ができるのはこの世界で学んだことしかないんです。僕のような者でも、僕の能力でお役に立てることがいつかできるかもしれないという思いで、今は引退という事は考えられません。
■反社会性勢力とのつながりは?
――宮迫さんは反社会的勢力とのつながりがあるのかないのか。週刊誌の記事で2016年7月27日、大阪北新地のキャバクラでの記念撮影、経緯とギャラの受け取りがあったのかどうかも含めて教えてください。
宮迫:3年前の記憶ですが、写真を撮った記憶はうっすらあります。当時その店に、中学の同級生と行きました。日付はおそらく違う。僕はトイレに行き、出たところを「写真を撮ってくれ」と頼まれて、ただ撮っただけです。
この記事が載ったときに、一緒にいた同級生が憤慨し、当時の店長さんを探してくれて、アポを取り、その店長さんはそのことを覚えていて、僕がトイレから出たところを囲まれていたので「止めに入りました、でも宮迫さんが写真くらいええよと撮っていた。その一瞬だけです。お金の授与なんてありません。僕が証言してもいいです」と言ってくれています。これが真実です。
――吉本の「マネジメント契約の解消に至る重大な支障が生じた」について、具体的にどういうことか?
宮迫:新たに出たその記事のことだと思いますが、僕は今の説明は会社にもしています。その場所には弁護士しか来ませんでしたが、「引退会見かどちらかを選べ」ということ前に僕は、その記事の説明をさせてくれと言って、今話した通りのことを伝え、「この記事のことは自分としては許しがたいことなので、後々フライデーさんとのことは自分で考えます。証言してくれる人もいる」ということは会社の弁護士に伝えています。ですので、その「重大な」というのは僕には納得できません。