山口県の沖合に浮かぶ萩大島で、よそ者、当時24歳、シングルマザーでありながら、漁師たちをたばねて会社の社長になった女性がいる。事業成功までの波瀾万丈な道のりを描き話題を生んだ著書、『荒くれ漁師をたばねる力』の著者・坪内知佳さんだ。刊行から1年半、彼女のパワーは衰えるどころかさらに進化を見せている。改めて振り返る“荒くれ”たちとの日々と、彼女がいま描く「夢」とは――。

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