女優への意気込みを語る若月佑美さん 撮影/小山幸佑(朝日新聞出版写真部)
女優への意気込みを語る若月佑美さん 撮影/小山幸佑(朝日新聞出版写真部)
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肉食系女子に挑戦する若月佑美さん 撮影/小山幸佑(朝日新聞出版写真部)
肉食系女子に挑戦する若月佑美さん 撮影/小山幸佑(朝日新聞出版写真部)

 TVドラマ「頭に来てもアホとは戦うな!」が好評放送中だ。本作で、主人公・谷村小太郎の同僚で、彼に思いを寄せるヒロイン・野村由里を演じるのは、昨年、「乃木坂46」を卒業し、女優としての道を歩み始めた若月佑美。仕事と恋愛の両立を目指す由里は、同じ女性である若月の目にどう映る?

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■好きな気持ちを受け取ってくれない主人公

――ドラマの脚本を読んだ感想を教えてください。

若月:ビジネス書が原案なので難しい内容になるかと予想していたのですが、実際はまったく違っていました(笑)。コメディタッチで、演じていてとても楽しかったです。小太郎くんのアホへの対応策が毎回ぶっ飛んでいて、脚本を読んだだけでは、完成した映像がどうなるのか想像できないことも多々あって。どう映像化されて放送されるのか、毎回ワクワクしています。

――若月さんが演じている由里は、どんな女の子でしょうか?

若月:仕草や服装はかわいらしいし、社内での振る舞いも周囲に気を使っていて、“ザ・女の子”といった感じです。仕事には真剣に取り組んでいて、能力もあって、オンとオフのバランスがとれていますね。私は少女マンガが好きで、そのなかではどちらかというと“できない”ヒロインを、ヒーローが助けるという構図が多いのですが、由里ちゃんはそんなヒロインとは対極。基本的に“できる”女の子で、その実力をもって、困っている小太郎君を助けようとします。

――小太郎に対しても積極的で、肉食系の一面もありますよね。

若月:かなり前のめりでアプローチしていますよね。でも、小太郎くんは鈍感。熱烈なアピールを受け取ってくれない小太郎くんは、由里ちゃんにとってのアホなんだなと思います(笑)。由里ちゃんも由里チャンで、アホと真っ向から戦って好きな気持ちをぶつけても響かないのなら、戦わない別の方法を選んだらいいと思うのですが、いつも真正面から戦っていて。「アホとは戦うな!」のタイトルは、由里ちゃんにもあてはまるなと思います(笑)。

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