「仮面ライダーW」で主演を務めた菅田将暉 (c)朝日新聞社
「仮面ライダーW」で主演を務めた菅田将暉 (c)朝日新聞社
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米津玄師「灰色と青(+菅田将暉)」にはゲストボーカルで参加

■週刊誌にCMギャラ3000万と書かれたが…

若手俳優として他の追随を許さないほどの個性を放っているのが菅田将暉(26)だ。俳優デビューしてから今年で10年となるが、まだ26歳という年齢で若手俳優の中でもトップクラスの人気を誇っている。ドラマや映画での主演も続き、ミュージシャンとしてもチャートにランクイン。ラジオ番組のパーソナリティもつとめ、さらにCMでも引っ張りだこと、抜きん出た存在感を放っている。

「先日『FLASH』(光文社)の『2019年度 男性タレントCMギャラランキング(1契約あたり)』という記事で、どの時点でのギャランティーなのか不明ですが3000万円と書かれていました。でも、本当はもっと高いですよ。大手広告会社が扱う枠だったら、菅田将暉のCM起用となると倍くらいはかかっているんじゃないでしょうか。それでもひっきりなしに出演が続いているのは、上手に出演作品を選んでイメージを保っているからだと思います」(大手広告会社テレビCM担当)

 こうしたなか、最近業界内で注目されているのが花王・アタックZEROの新テレビCM「ゼロ洗浄、はじまる」篇だ。菅田だけでなく、昨年あたりから加速度的に人気が上昇している松坂桃李(30)をはじめ、賀来賢人(29)、間宮祥太朗(25)、杉野遥亮(23)と売れっ子のイケメン俳優たちがそろい踏み。それぞれ自転車やバスなどを使ってかっこよく集合しながら、新製品をコミカルに紹介し合うといった内容だ。

「昨今、たくさんの男性が集まって“キャッキャウフフ”しているコンテンツへの需要が高まっています。ドラマでも『おっさんずラブ』が話題となり、今クールも『東京独身男子』(ともにテレビ朝日系)などが始まっています。実際に視聴率が取れるかどうかは不明ですが、とりあえず挑戦する価値はある、と判断されているくらいにはデータがあるようですね。そのなかで、撮影監督が今売れっ子ディレクターの近藤哲也さんで、デジタルではなくフィルムで撮影されているから、画がすごくきれいなんです。フィルムでの撮影だとやっぱり画がきれいになりますが、一方で費用もかさむのでクライアントとの信頼感がないと難しいですからね」(同)

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好感度が高いCMに相次いで起用