2月8日、赤坂サカスで開かれる「木梨の会。チャリティーフェスタボー presented by TBSラジオ」では“竹山部長”のオリジナルTシャツなどグッズ販売するほか、飲食ブースも。入場無料。
政治家の失言が続いている。職員への暴言が明るみに出た兵庫県明石市の泉房穂市長(55)は2月1日、辞職願を提出。「子どもを産まなかったほうが問題」という発言で批判を受けている麻生太郎財務相も発言を撤回し、5日、謝罪した。お笑い芸人のカンニング竹山さんは「本質を忘れてないか」と訴える。
【画像】暴言で辞意表明の明石市長 テレビでは録音がカットされた職員らのヒソヒソ話
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明石市長は本人の判断で責任を取って辞職したのだと思いますが、メディアの報じ方はやり過ぎ感が否めないですよね。
もちろん「火を付けて捕まってこい」とか「燃やしてこい」とか、決してキレイな言葉じゃないし、パワハラしたことはダメなんだけど、例え話みたいなものと言えばそう。でも何年も仕事をやらなかった職員がいたのは事実で、市民にとってのメリットとか本質が見逃されているんじゃないかと思うんです。それをものすごく怒ったことで、録音が表に出て、こんな暴言を吐く市長はダメだと噛まされる。一方で、よく仕事をする市長だという評価もあるんですよね。
暴言とか失言を排除することって、一見素晴らしくても、自分で自分の首を締めていないかと思ったりもするんですよ。
大事な仕事を何年も放置している人って、民間だったらクビですよ。でもメディアがパワハラの面ばかりを報じていることに、「ちょっとおかしくね?」って言ってる人も結構いるわけで、明石市市役所からも「これはおかしい」という声が出ないことも僕は問題だと思う。鵜呑みにしちゃって、踊らされてる感じがするんですよね。市政はみんなの税金で動いているんだから、仕事ができる人が引っ張っていかないと。
それは麻生(太郎)さんの失言も同じ。「子どもを産まないほうが問題」と言ったのはダメですよ。でも、野党の女性議員が怒ってるのも、これ何回目?と思うんですよ。あの爺さんは何回注意されてもそういうことを言うんだよ! もちろん政治家だから発言には責任を持たなきゃいけないんだけど、だからって国民みんなが右にならえで麻生さんと同じように考えるわけないでしょ。どっちかというと「ああ、またやってる」って呆れて相手にしていない。