なぜ、幼い命は救えなかったのか──。千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さん(10)が、父親の栗原勇一郎容疑者(41)による虐待で死亡した事件で5日、心愛さんが勇一郎容疑者に「お父さんに叩かれたのはウソ」という手紙を書かされていたことがわかった。児童相談所の職員は、手紙を見た後、心愛さんの保護を解除していた。千葉県柏児童相談所の二瓶一嗣所長が、千葉県庁で開いた会見で明らかにした。

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