櫻井:その後だね、誕生日祝ったのは。
大野:小さい声で「ニノごめん。おめでと」って。
――大野さんが英気を養ったら再び5人で嵐が動き出すと。
相葉:僕はデビューのときに世界中に嵐を巻き起こしたいといって20年、まだ巻き起こせていないので、リーダーが同じ方向を向いたときには。
大野:巻き起こします
――この活動休止は嵐の前の静けさということで?
二宮:一生懸命考えたんでしょうね、サンジャポさん。その通りです。
――大野さんは4人にとってはどういう存在ですか。
松本:これ、リーダーだけじゃなくて、「嵐」「メンバー」としか形容のしようがない。家族でも友達でもないし、それ以上です。
相葉:このメンバーじゃなかったら20年できなかったね。
――櫻井さんは。
櫻井:そのとおりって思って聞いていました。
二宮:優しい人だと思います。怒ることもないし、メンバーにつらいことがあると親身に近くにいてくれたりもするし。途中、あだ名がリーダーと変わっていったりしても、ずっとニコニコしている。激情したりということもなくて、優しい人です。
――昨年のデビュー日はお休みで、皆さんで食事に行ったと聞きました。
櫻井:人間ドックの話ししたよね。
二宮:健康の話ばっかり。
相葉:ジャニーさんに電話したよね。
松本:スピーカーにしてね。20周年のデビュー日で、おかげさまでとお話しました。後はコンサート前だったので、コンサートの話をしました。普通の誕生会です。
相葉:松本くんは僕らのことたくさん写真撮ってくれたよね。
――なぜ、2年前の今日この日の発表なのか。
櫻井:時間をかけて感謝の気持ちを伝えたいという思いと同時に、先日我々がやっているコンサートツアーで発表していなかった公演を発表する時期も迫っていたので、この決断を知っていただいた上で申し込みを受け付けたいという思いでした。
――今発表したお気持ちは。
大野:気持ち……。まあちょっと、自分の中で発表する前も想像でしかなかったですけど、どうなるかっていうのは。未だに実感はないですけど、自分でこのコメントを口にして、後2年の中で自分の中で覚悟を決めて全うしなければなという思いが強くなっている状況です。