「お気に入り」のデジタルカメラはいつまで使える？　メーカー別・修理の現状

【ニコン】
　ウェブの「お見積り料金の確認・修理のお申し込み」の画面で検索すると、修理可能な製品が表示される。そのままニコンピックアップサービスでの申し込みが可能。フィルムカメラでは、今でもF5、F6、FM10、FM3Aの修理が可能だ。ただし、リストにないカメラであっても、部品の有無によっては修理対応するものもあるようだ。あきらめずに確認してみてもよいだろう。また、デジタル一眼レフでもD3000系と5000系はそれぞれ1万2857円と1万3905円の一律修理。

お見積り料金の確認・修理のお申し込み
https://recept.nikon-image.com/repair/MachineSelectInit?serviceType=3

修理のお申し込み
https://www.nikon-image.com/support/repair/

修理のお申し込み
0120－02－8155

カスタマーサポートセンター
0570－02－8000

各サービスセンター
0570－02－8060

【パナソニック】
　部品の保有期間は製造打ち切りからレンズ交換式で8年、コンパクトデジタルカメラは5年。基本的にはこの範囲での修理になるが、部品の在庫次第では対応可能なので、まずは相談ということになる。宅配修理サービスもある。秋葉原（東京都千代田区外神田1－8－1）には、「LUMIX＆Let’s note修理工房」があり、その場で修理を行っている。コンパクトデジタルカメラでは、故障箇所や部品在庫にもよるが当日修理に対応する。また同社はコンパクトデジタルカメラの修理は定額制を採用している。高級コンパクト／タフモデルのFT／FZ／LF／LX／TX系でも最大1万3000円＋税。

宅配修理サービス
https://www.panasonic.com/jp/support/consumer/repair/service/takuhai.html

修理の問い合わせ
0120－878－554

【富士フイルム】
　Imaging Plaza（東京丸の内）や東京（六本木）、大阪、福岡、名古屋のサービスステーションで修理の申し込みが可能。また、デジタルカメラの点検サービス（Xメンテナンス）を受け付けている。Xシリーズのボディーで2000円、レンズが700円（いずれも税別）。ただし名古屋では一部限定され価格も異なる。宅配便で送っての修理依頼もできるが、フィルムカメラとデジタルカメラで送付先は異なるので注意。またデジタルカメラは、引き取りサービスを実施していて一度の申し込みで3台までの引き取りが可能。レンズ交換式のデジタルカメラではXシリーズであれば修理可能。35ミリ判フィルムカメラは、ナチュラ クラシカ ホワイト／クラシカN、クラッセ W／Wブラック／Sの修理が可能。

引き取り修理サービス（デジタルカメラ）
050－3786－1020
https://fujifilm.jp/support/digitalcamera/repairservice/quick/index.html

修理受付対応製品および修理料金（デジタルカメラ）
https://fujifilm.jp/support/digitalcamera/repairservice/estimate/index.html

修理サービス（フィルムカメラ）
050－3852－2531
https://fujifilm.jp/support/filmandcamera/repairservice/index.html

【リコー】
「修理貸し出しサービス」は他社にはない仕組み。事前に一定金額を支払っておくと、修理するときに代替機を借りられるサービス。修理期間中も写真が撮れる。税別で中判カメラなら1万1000円、35ミリ判フルサイズ機で7000円、APS－C機で5500円。1年間有効。もちろん、修理代は別だ。Q7／10、K－50のグリップラバーの色を変えたり、GR／GRIIのシャッターボタンの重さを微調整したりするなどのカスタマイズも受け付けている。

修理可能製品一覧
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/repair_list.html

修理受付／修理受付窓口［日本国内］
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/repair_entry-j.html

修理可能な製品と標準料金
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/pickup.html

修理受付センター
0570－00－1301

（文／猪狩友則）

※「アサヒカメラ」1月号から抜粋