AKB48との兼任でNGT48ではメンバーの精神的支柱である柏木由紀が話す。
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「NGT48は3年目。メンバーのみんなが純粋でまっすぐな気持ちを持ち続けています。その象徴が、ひたむきで、世界中に愛を届けたいと本気で思っているおぎゆか(荻野由佳)だからです」
初代キャプテンの北原里英が卒業し、2018年春から新体制で第2章を幕開けした、新潟を拠点とするNGT48。グループ内のチームNIIIキャプテンに加藤美(み)南(なみ)、新設のチームGキャプテンに本間日(ひ)陽(なた)が就任。10月にリリースした新曲「世界の人へ」は愛と平和をまっすぐにうったえる曲。選抜メンバーでレコーディングしたこの曲のセンターポジションはチームNIIIの副キャプテン、荻野由佳が務めた。
「『世界の人へ』はNGT48だからこその曲。そしておぎゆか(荻野)がセンターだからこそ説得力がある曲だと、私は感じています」(柏木)
荻野は19歳。しかし、すでに多くのハードルを越えてきた。2011年から、AKB48第13期生、第14期生、第15期生、Team8全国一斉オーディションで不合格。バイトAKBを経て、第2回AKBグループドラフト会議2巡目で、柏木と北原によってNGT48に選抜された。そして2017年のAKB48 47thシングル選抜総選挙では、前年の圏外から一躍NGT48メンバーでは最高位の5位に。ひたすら努力を重ね、いまやAKB48グループの顔の1人といえるポジションを得たのだ。
「おぎゆかはふだんもNGT48の楽しさ、嬉しさをいつも私に伝えてくれています。素直さ、純粋さを持ち続けているからこそ、歌詞で歌われている幸せが多くの人に伝わるんです」
傍らの荻野のほうを向き、柏木が温かく微笑む。
荻野本人は新曲のセンターに指名されてすぐに、メンバーの西潟茉莉奈に曲の解釈について相談した。
「茉莉奈ちゃんとは、今の私たちが感じているハッピーをそのまま伝えよう、と話しました。それが表現できていたらいいなあ、って」