だが、協会の理事会は10月1日に臨時理事会を開き、貴乃花親方の引退届を受理した上で、弟子の転籍問題が協議される見通しだという。反貴乃花派の親方がこう話す。
「協会に文句をいうなら、協会や理事会とかしかるべき場所で言えばいいのに、勝手にマスコミで話すから、いつもおかしくなる。理事長も貴乃花親方がいなくなって、せいせいした思いだと思うよ。No.2の尾車親方なんて、貴乃花親方の会見後に顔を見たら、満面の笑顔だったよ。誰もが認める大横綱なので、和を乱さず、やっていたらいずれは、理事長だったよ。改革したければ理事長になってやればいいじゃないか。マスコミを使って一方的にやってくるから、こっちもカチンとくるんだ」
貴乃花親方の四面楚歌は当面、続きそうだ。(AERA dot.取材班)