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暑かったり寒かったりするこの時期。寒暖差の繰り返しで『秋バテ』を起こし、腸が冷えている人も多くいます。そのまま冬に突入してしまうと、免疫力が低下してインフルエンザにかかることもあり、季節の変わり目の冷えは特に注意が必要です。
東京・南青山で「612食べ物教室」を主宰するたなかれいこさん。彼女の食のルールは至ってシンプル。旬の食材をおいしく、体が欲するままに食べる。そうすれば、自分の体の声がわかり、体も心も整っていくようになるというもの。間違った流行の情報に左右されずに、その感覚を研ぎ澄ますことがなによりの健康法なのです。季節に合った野菜から自然の力をいただく91レシピを紹介した『腸からあたたまる たなかれいこ的料理のきほん』から、「春雨の胡麻ごま和え」の作り方を紹介します。
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【材料】
緑豆春雨、オリーブオイル、塩、アップルビネガー、醤油、黒すり胡麻
【作り方】
(1)雨をたっぷりの熱湯で茹で、ザルにとって水けを切る。
(2)ボウルに移し、熱々のうちにオリーブオイルを数回に分けて加える。そのつどよくかき混ぜ、春雨にオリーブオイルを吸わせるようにする。
(3)塩をふり入れ、かき混ぜる。
(4)アップルビネガーを少しずつ加え、そのつどかき混ぜる。
(5)醤油を回し入れ、かき混ぜる。
(6)黒すり胡麻を加えてよくかき混ぜる。
【コツ】
・オリーブオイルは春雨が吸うだけ、びっくりするくらい入れるとおいしい。
・かき混ぜるときは、箸を使って。オリーブオイルを加えては、箸を使ってほぐすようにかき混ぜる、黒すりごまも同様に箸で混ぜる。
・塩ベースで醤油を補う感じで使うとさっぱりとした仕上がりに。逆にするとコックリとした味に。
・黒すり胡麻はオーガニックのものを。または粒胡麻を炒ってすり鉢ですると風味が出ます。
・アップルビネガーは酸っぱく感じないくらいの隠し味程度です。もちろん、欲したらたっぷりどうぞ。