▽ステップ2


「アクセス許可」の項目を確認する

 アプリをインストールした際、アクセス許可の項目が表示されることをご存じだろうか? よくわからないからと、やみくもにOKすると個人情報が見られてしまう可能性が高いので、どの項目について許可を求めてきているのかを確認する必要がある。例えば、地図アプリで「精細な位置情報(GPS)」の要求なら当然だが、動画再生でGPSと連携を求められるのはおかしい。ゲームやエンタメのアプリなのに「連絡先データの読み取り」を求めてくるような、アプリの機能とアクセス許可の項目が一致しないものは不正アプリの可能性が高いといえる。リスクを考えればアクセス許可と機能が一致しないアプリは、インストールしないほうがいいだろう。

▽ステップ3
セキュリティーソフトでキッチリ管理

 すでにインストールしてしまったアプリが不正なのかどうかを確認するのは、手間も時間もかかる。そこで登場するのがセキュリティーソフトだ。不正アプリ対策機能を有しているものなら、スキャンをするだけで探し出すことができる。また、ダウンロードの時点でシャットアウトすることも可能だ。

 個人情報を守るための3ステップを実行し、安全で安心なスマホライフを楽しもう!

(ライター・中森勇人)