「好きな人の前ではいつもの自分が出せない」という相談を送ってきてくれたのは小学5年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。小島さんは自身の経験をもとに、「恋は筋肉と一緒!」だと説きます。その心は?
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【よしおの答え】
あっくん、その気持ち、すごくよくわかる……!! よしおは、小学生のころから目立ちたがり屋で、クラスのみんなの前でもふざけるような子どもだったんだ。だけど、好きな人の前ではあっくんと同じように、いつもの自分が出せなかった。出せないどころか、ツンとした冷たい態度をとってしまったり、帰り道でも好きな人を見かけると避けてしまったりしていたよ。
だけどやっぱり好きな人とは話したいし、好きな人のことは知りたいよね。中学生になってからなんだけど、よしおは話したい思いが募って、電話をかけたりしていた。だけど、これといって話すことはないし、すごく緊張してしまってね……。「話がうまい」といえば「バラエティー番組の司会者さんだ!」と思って参考にしたんだけど、電話口でいきなり「さあ始まりました。先週体育祭がありましたけれども、どうでしたか?」なんて話し始めて困らせたなあ(苦笑)。
あっくんは、人と話が盛り上がるときって、どんなときだと思う? たぶん、相手と“共通”することがあったほうが話は盛り上がると思うんだよね。たとえば、好きな漫画、ゲーム、芸能人。それから、同じスポーツをやっているとか、同じ委員会に入っているとか。
だから、話すきっかけとして、まずは好きな人と共通の話題を見つけてみるのはどうだろう? そのために、同じ委員会や係になってみるのもありだね。共通の話題が見つからなかったら、好きな人が興味を持っているものを調べてみるという手もあるよ。
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