2 多くの人が利用する大浴場やトイレではより慎重に
長男が5歳、未就学児の頃の家族旅行で、長男を女湯に連れていったことがありました。そのとき次男は1歳で長男は私が担当したのですが、大浴場で他の女性客たちから白い目を向けられている気がして早々に出てきたときの居心地の悪さは忘れられません。いくら実年齢的には幼児だとしても、背が高い、身体が大きいなど年齢より見た目で性差がはっきりしてきたら分ける、が暗黙のマナーなのだな、と気づきました。
その経験から、旅先では夫は大変ですが全員男湯一択! もともと背が高く年中ぐらいから「何年生?」と聞かれていた三男なんて4歳でも女湯はNG。おかげで温泉旅行に行ったら私はゆったりさせていただいて、壁の向こうの大騒ぎに心からエールを送っています。まぁ性教育という名目の母のご褒美タイムにはなってますけどね。家では小1ぐらいまでは自分できちんと洗えない部分もあるので母が一緒に入るのはOKにしていますが、2年生からは兄弟か父と入ってもらっています。
3 母がワンオペのときは、公共のトイレはなるべく多目的トイレ
ちょっと男子母マウントみたいになっちゃいましたが、一方で困るのが公共のトイレ。母だけで男子連れのお出かけをするとぶち当たるハードルです。これは性犯罪や誘拐対策でもありますが。女子トイレでも中に男児用便器があれば使うけど、なんとなーく申し訳ない気持ちになるのはなんなんでしょうね。最近は子ども用のトイレがある施設も増えてきてありがたい限りですが、なければできるだけ多目的トイレを使うか、中学生の兄がいれば必ず兄弟固まって行ってもらうようにしています。
正直男女の子育て家庭がどうしているか分からないし、わが家の教育に「厳しすぎない?」「家族の裸くらい見ていないとかえって変な興味を持つのでは?」といった声も聞こえてきそうな予感もしています。
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