――子どもとこれは資源になるかどうか、など一緒に調べるのも楽しそうですね。マシンガンズは2023年に『THE SECOND~漫才トーナメント~』で準優勝されて、芸人のお仕事も忙しくなっていると思いますが、ごみ清掃員も続けられているのはなぜですか?
そもそもごみ清掃員になったのは、子どもができてお金が必要になったからです。でも今の目標は、日本のごみを減らすこと。やはり現場に立っていないとわからないこともあると思うんです。ライフワークみたいなものですね。
――ごみを減らすという目標について、手ごたえを感じることはありますか?
ごみのことを講演をするようになって5、6年経つんですけど、最初はあまり聞いてもらえなかったですし、バカにされたこともありました。当時から比べると手ごたえを感じることはありますが、まだまだ壁を感じることも多いですね。今ごみの弟子が全国に20人くらいいるんですよ。僕に憧れてごみ清掃員になったという弟子もいます。お笑いの弟子はいないですけど(笑)。みんなで活動して目標を達成したいと思っています。
※後編<2児の父・芸人マシンガンズ滝沢が振り返る、妻が“産後うつ”だった頃 「自分のことでいっぱいいっぱいだった」>に続く
(構成/中寺暁子)
このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~
マシンガンズ滝沢秀一
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