学業や部活、友だちとのリアルな遊びが彼らの中でだんだん大きくなって、ゲームが隅に追いやられていく状況であれば十分良くなっていると考えていいでしょう。

 改善するまでの期間は人によってかなり差があります。不登校の子が治療していく間に突然「僕は今の生活はよくないと思うから、生活を変えたい」と言いだし、学校に行くようになるなど急速に改善していくケースは少なくありません。

 一方で治療をしてもズルズル同じ状態を続けていく場合もあります。

(取材・文/熊谷わこ)

樋口進医師のお話をもとに編集部で作成
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熊谷わこ
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