17日放送の人気クイズ番組「東大王」(TBS・毎週水曜午後7時)は「東大王 VS 六大学クイズ研究会からの挑戦状SP」と題し3時間スペシャル! 早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、東京大学、立教大学からなる東京六大学のクイズ研究会から超難問クイズが出題される。芸能人チームのひとり、京都大学出身芸人のロザン・宇治原史規の過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2018年7月20日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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「元祖高学歴コンビ」ロザン。「AERA with Kids夏号」(朝日新聞出版)では、ロザンのお二人に親の影響や高学歴のメリットなどについてうかがいました。

菅:「そのポジティブさはどこからくるんですか?」とよく聞かれるのですが、これは母親のおかげやと思います。僕には3歳上の姉がいるのですが、「お姉ちゃんはできるのに、あんたは……」と言われることがなかった。できのいい姉と比較されたことがなかったんです。

宇治原:コンプレックスとかは?

菅:全くなかったですね。もともとすごく運がよくて、今もそうなんやろなと思うんですけど、デパートのガラガラとか基本的に当たっていた(笑)。怒られたこともなかったな。たぶん母親は怒っていたこともあるんでしょうけど、それが理にかなっていたから、納得してしまって記憶にない。宇治原さんもお姉さんとお母さんからかなり影響受けているよね。

宇治原:うちにも2歳上の姉がいて。ずっと一緒に遊んでいたのに、姉が小学校に入ったら家で勉強をやり始めたんです。僕が手持ち無沙汰になってしまった時に、母親が広告の裏っかわに足し算とかの問題を手書きで書いて、「これ、お姉ちゃんと一緒にやって遊んどき」と言われて。お姉ちゃんと一緒に遊べる、と思ったのが勉強の始まりでした。これは今でも続いていて、勉強は遊びの一環だと思っているところがあるんですよ。

菅:宇治原さんも僕も「勉強せい」と言われたことがないのは一緒だね。

宇治原:「宿題せい」も言われたことはないな。ただ、学校の話は母親によく聞かれましたよ。「今日学校で何やったん?」って言うから、「1時間目は国語でこの漢字を習って」と話すと、母親が「ヘーっ!」と言ってくれる。「宿題はどんなん出てるの?」と言うから、「これをこうやって解くんだ」と言うと、また「へーっ!」と。母親を驚かすのが楽しくて、勉強していたところがありますね。

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AERA編集部
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