発達支援、療育の場で使われている行動改善手法ですが、その考え方を知っていくと正直発達障がいかどうかに関係なく、よく聞く子育てのあるあるなお悩みにも活用できるものなのです。
つまり発達障がいだから、健常だからと変に区別するよりも一つ一つの「困りごと」に正しいアプローチをし、親子一緒にスモールステップで成功体験を積んでいくことが大切なのかもしれない。そんなわけで私は春から発達支援のNPO法人ADDSの専門家と一緒に幼児から小学生のお悩みにABAで応える漫画をAERA with Kids+で連載しています。
ちなみに長男は自分のスローペース改善策として「人一倍時間がかかるから、より早く行動を開始する」ことを挙げていました。それもある意味自分の行動を分析して導き出しているわけですよね。
ただ、まぁ卒業後のだらけた様子を見るにつけ「言うは易し行うは難し」をつくづく実感しているわけでして……。母はその改善策の実行ボタンをどうしたら怒鳴らずに押せるのか、難しい春休みの宿題を抱えております……。
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