「紅蓮華」「炎」のLiSAを支えた母の言葉 「今日もいい日だ」と自分に花丸をつけていく (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「紅蓮華」「炎」のLiSAを支えた母の言葉 「今日もいい日だ」と自分に花丸をつけていく

大道絵里子AERA
歌手 LiSA(写真:Viola Kam(V’z Twinkle))

歌手 LiSA(写真:Viola Kam(V’z Twinkle))

 昨年から、アニメ「鬼滅の刃」から飛び出した大ヒット曲「紅蓮華」と「炎」を聞かない日はないのではないか。デビューから10年、歌手として大ブレークを果たした。AERA 2021年4月26日号から。

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──デビュー10周年を記念したミニアルバム「LADYBUG」に収録される「Another Great Day!!」は、バカリズム脚本のヤンキーOL映画「地獄の花園」の主題歌で、信念を貫く女たちを応援するハードロックだ。自身が作詞し、B’zの松本孝弘がサウンドプロデュース(作曲、編曲)を手掛けた。

LiSA:松本さんとコラボできると聞いて、まずは疑いから入りました(笑)。本当に松本さん本人が作るのか、直前でダメになってしまうんじゃないかな、とか。でも、実際に楽曲を聴いた時に「あ、松本さんだ」と確信して。私の武器だと思っているスピード感やリズム感を生かせる楽曲で、ちゃんと私のこれまでの作品に向き合って、授けてくださったんだと感じました。私は子どもの頃から自分がこの世界に生まれてきた意味みたいなものを探し続けてきて、最後に向いていると思えたのが音楽で、ロックだったんです。そのロックを貫くために、悩んだり、泣いたりしながら本気で生きてきました。その歩みのなかで、たくさんの素晴らしい作品と出会って、そして今、ロックの王様のような松本さんに巡り合えた。そう思ったとき、「自分の生き方は間違ってなかった、あ~、いい日にたどり着いた!」と思えました。私の座右の銘は「今日もいい日だっ」。まさにそれだ、と。作詞をする上でバカリズムさんの脚本を読むと、信念を持って生きているヤンキーOLと、自分の生きざまが重なるような気にもなって。ここで使わなかったら一生使わないだろうと思って、「今日もいい日だ」という意味の「Another Great Day!!」という楽曲が生まれたんです。

■一日にいいことを探す

──この座右の銘は母から授かった。20歳前、学生時代から続けてきたバンドを解散した。不安に苛まれつつ、プロの歌手を志し、上京資金を貯めていたとき、母が放った言葉だった。


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