町田啓太が感じた現場の変化 「同じ目線で一緒につくろう」という気持ちがうれしい 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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町田啓太が感じた現場の変化 「同じ目線で一緒につくろう」という気持ちがうれしい

古谷ゆう子AERA

 劇団EXILEのオーディション合格をきっかけに、様々な映画やドラマ、そして舞台で活躍している町田啓太さんがAERAに登場。今年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」では土方歳三を演じる。AERA 2021年4月12日号から。

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 瞳を輝かせながら、胸の内を丁寧に言葉にする。時々目元をくしゃっとさせて笑う。純粋で、真っすぐ。取材中、何度もそんな言葉が頭をよぎった。

 2010年に俳優デビューした。民放の深夜ドラマで立て続けに現代的な役柄を演じたかと思えば、今年はNHK大河ドラマ「青天を衝け」で土方歳三を演じる。「10歳ほど年上に見られることが多かった」と言う通り、どこか落ち着きも感じさせる。

 俳優という仕事に、ずっと手探りで向き合ってきた。

「『お芝居とは何か』ということを探りながら進めている感じでした。自分にあまり余裕がなくて、『やらなきゃ、やらなきゃ』という気持ちも強かった」

 だが、近年は撮影現場のスタッフたちの自分への接し方が変わってきたと感じている。

「『こうしてください』と指示を頂いて演技をすることが多かったんですが、『どう思いますか?』と意見を求められることが増えてきたんです。同じ目線で一緒につくろう、という気持ちで接してもらえるようになったのかなと考えると、それがすごくうれしくて」

 自身もまた、「この映画のテイストが好きだ」「この漫画を実写化したら面白いのではないか」といったアイデアが浮かぶたびにメモを取り、積極的に言葉にするようにしていた。

 漫画化とドラマ化を同時に実現する意欲的なコンテストの「主演」に、と声が掛かったのはそんなときだ。

「話をいただいてから数日間は、思い出すだけで心が躍って。本当に楽しみで仕方がないんです」

 好奇心のまま突き進む姿勢が、可能性の扉を開いていく。(ライター・古谷ゆう子)

AERA 2021年4月12日号


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