逆に、強いアルカリ性の中に生息している魚もいます。それは、ケニアのマガディ湖に生息しているティラピアの仲間の「アルコラピア・グラハミ」という魚です。この湖のpHは約10とか。一般的な食器洗い用洗剤のpH値が9.5程度ですので、かなり強いアルカリ性です。そのため、この湖に生息している魚は、この一種のみということです。

 これらの魚たちが、なぜこうした過酷な環境に生息しているのか、正確なことはよくわかりませんが、天敵がいないということも一因であると思います。

 春といえば、卒業や入学、入社、転勤など、環境が大きく変わる方も多い季節です。新しい環境に慣れるまでは、色々と悩むことも多いとは思いますが、そんな時は、気のおけない仲間と、おいしいお寿司を食べて気晴らしでもいかがでしょうか?

 くら寿司のお店は、「抗菌寿司カバー・鮮度くん」をはじめ、入店から退店まで店員とコンタクトレスで、タッチパネルなどのお店の機器にも触れる必要のない感染防止対策をしていますので、安心してご来店いただけますよ。

 2019年4月に始まったこの連載が、『お魚とお寿司のナイショ話』(税込み990円)として書籍化され、2月19日に発売されました。

 ご家庭や職場、学校などでのちょっとしたコミュニケーションのきっかけになるネタが満載です。書店やネット書店のほか、全国のくら寿司のお店でも販売しています。

○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長

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岡本浩之

岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

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