ただ、自分の感覚は肉体的にも精神的にも25、26歳の頃と変わらないんです。今のほうがジムで体力づくりもしているから元気なくらいで、代謝もいいし二日酔いもないし、何一つ「年取ったな」とは感じない。言いたいだけでしょ、みんな「年取ったから徹夜できない」とか。海外で「お茶漬け食べたい」と言うのと一緒(笑)。マインドはずっとこうありたいですね。

——関ジャニ∞としては「Road to Re:LIVE」をテーマに掲げ、活動を始めている。今年、達成したいことをきいた。

横山:グループとしてはやっぱりライブがやりたいです。47都道府県ツアーもコロナの影響で途中からまわれなくなってしまっていますし、「Road to Re:LIVE」は5大ドームにもう一度立ちたいという思いで掲げたテーマ。その目標に向かって「もう一回、ふんどしを締め直していこうぜ」という。配信ライブの良さももちろんあります。でも、やっぱりライブは生でお客さんあってのもの。それは舞台も同じことです。早く日常に戻って会える日を楽しみに、自分ができることを精一杯頑張りたい。今はとにかく無事に幕が上がることを願っています。

(ライター・大道絵里子)

AERA 2021年2月15日号