赤ちゃんの便秘の基準はそれぞれ 「3日出ていない」より受診を考えるべき9つのポイント (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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赤ちゃんの便秘の基準はそれぞれ 「3日出ていない」より受診を考えるべき9つのポイント

連載「現役保育士が指南! 赤ちゃんはやわじゃない」

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赤ちゃんが便秘でつらそうだと親は心配だ(写真/gettyimages)

赤ちゃんが便秘でつらそうだと親は心配だ(写真/gettyimages)

 新生児の頃はおむつを替えるたびにうんちが出ていた赤ちゃん。成長と共に「うんちの回数が減ってきたな」「あれ? もう3日出ていない」「もしかして便秘?」と疑ってしまうことも。今回は、病院に行く前に、家でできる気持ちよくうんちを出すためのホームケアを紹介します。

●赤ちゃんの発達とうんちの関係

 2カ月ごろになると大脳や排便中枢が発達してくるので、だんだんその回数が減ってきます。5、6カ月ごろに離乳食が始まって食生活が変わると、腸内細菌も変化するので更に回数が減ります。これまで液体ばかり飲んでいたのに、離乳食の固形物を食べ始めるので自然なこと。月齢別に1日のうんちの回数を見てみると、

・新生児~1カ月ごろ おむつを替えるたび
・2~6カ月ごろ 3回程度
・6カ月~1歳ごろ 1、2回程度
・1、2歳ごろ 1回程度

 このように、うんちの回数は月齢と共に徐々に減っていきます。

●気持ちよくうんちを出すためにできるホームケア

・離乳食の見直し
 離乳食に食物繊維が不足すると便が出にくくなることがあります。そんな時は、野菜やいも類、果物などの食物繊維が効果的。「うちの子、野菜が苦手で食べてくれなくて」なんて場合は、さつまいも、りんご、バナナ、ヨーグルトは、赤ちゃんが好んで食べやすい食材なのでチャレンジしてみましょう。また、離乳食の量が増えて母乳や育児用ミルクの飲む量が減り、水分不足の可能性も。汁物や湯冷ましなどの水分を飲ませることも意識しましょう。

・生活習慣の見直し
 リズムよく排便するには、毎日の生活のリズムが整っていることも大切です。授乳や離乳食、睡眠、活動の時間を毎日だいたい同じリズムに整えてみましょう。

・「の」の字マッサージ
 お母さんの手のひらで赤ちゃんのお腹にやさしく時計回りで「の」の字を書きます。「の」の字を書きつつ軽く押しマッサージして腸を刺激します。授乳、離乳食の後に腸が動き出すので、食後30分以降にするのがおススメです。

・綿棒で刺激してみる
 3日以上出なければ綿棒で刺激します。準備するのは、大人用綿棒とワセリン又はベビーオイル。

1.綿棒の綿の部分にワセリン又はベビーオイルをつける
2.綿棒の綿の部分を赤ちゃんの肛門に差し込む
3.クルクルと円を描くように回したり、出したり入れたりする(優しい力で行う)

 こちらも、授乳、離乳食の食後30分以降にするのがおススメです。綿棒で刺激すると、どっとうんちが出てきたり、おしっこが飛んできたりすることもあるので、赤ちゃんのおしりの下は必ずおむつを敷きます。おむつの下に新聞紙や汚れてもOKなバスタオルなどを敷いているとなお安心です。


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