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新閣僚の過去発言への懸念も…「立件されない限り居直り」が現実か

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小田健司AERA#安倍政権

「10年間大きな失言なくやってきた。たまたまです」

自民党や安倍首相への批判も比較的口にしてきた小泉氏。閣僚としての発言に注目だ。

閣外だが、党幹事長代行に就いた稲田朋美氏(60)がこんな発言をする動画がある。

「国民の生活が第一なんて政治はですね、私は間違っていると思います」

「国民の一人ひとり、みなさんがた一人ひとりが自分の国は自分で守る、そして、自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならない」

稲田事務所に発言の意図などについて質問状を送ったところ、12年ごろの発言で、国家の存立を軽視する政党への批判だったとの回答があった。

新閣僚は、過去のスキャンダルや発言に注目が集まる。だが政治評論家の有馬晴海さん(61)は言う。

「これまでの安倍政権では個人個人でそれぞれしのいで来たので、アウトとセーフの境界線がなくなっている。立件でもされない限り、辞職にはつながらないのがこのごろの傾向」

 なんとも厚顔無恥な話だ。「恥を知れ」と叫んで国民の度肝を抜いたあの人が入閣しなかったことだけが、わずかな救いだろうか。(編集部・小田健司)

AERA 2019年9月23日号より抜粋


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