手数料激安でひそかな人気、金のETFベスト5 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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手数料激安でひそかな人気、金のETFベスト5

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木村慎一郎,伊藤忍AERA#お金
証券会社に口座さえ持っていれば、コストが安く、株と同じように買える金ETFは「守りの運用」の選択肢としてアリ

証券会社に口座さえ持っていれば、コストが安く、株と同じように買える金ETFは「守りの運用」の選択肢としてアリ

 金ETFの取引単位は1口からのもの、10口からのものに分かれるが、最低4000円前後から3万8000円前後での購入が可能だ。100円から投資できる通常の投資信託に比べると少し高いが、今や1kgあたり500万円以上もする現物の金を買うのに比べれば、低予算で金に投資できる。

 三菱UFJ信託銀行が運用する純金上場信託(愛称「金の果実」)は投資の裏付けとなる金の現物を国内に保管している。そのため、1キロ(約500万円)以上からという条件は付くものの、現物の金に小口転換することもできる。現物の金で受け取りたい場合は、消費税や1キロあたり2万円(税抜き)の貴金属地金改鋳費用相当額などの各種経費を支払う必要がある。

 一方、世界的に有名な金のETFといえば、SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア。世界全体での純資産総額が実に3.3兆円に達するETFで、ニューヨーク証券取引所、シンガポール証券取引所などにも上場。日本市場には、円建てで上場している。

 同ファンドの場合、ロンドン市場の金価格に連動した運用を行っており、その裏付けとなる現物の金はロンドンで大量に保管されている。そのため、ニューヨークに上場している本家ETFのほうは現物の金への交換も可能。残念ながら日本国内では、このETFを買っても現物の金とは交換できないが、世界最大のゴールドファンドとして、プロの機関投資家も含め、多くの投資家に売買されている。

■通常NISAなら非課税投資が可能

 もし金のETFに非課税で投資したいなら「NISA」(少額投資非課税制度)の口座を開こう。「iDeCo」や「つみたてNISA」も、毎月数千円からコツコツ投資できる点が人気だが、こちらで運用できる金融商品は原則として通常の投信だけ。金ETFに非課税で投資したいなら、株式投資にも非課税枠が適用される通常のNISAを選ぶ必要がある。そうすれば年間最大120万円、最長5年間、金ETFに非課税で投資できる。

(取材・文/木村慎一郎、伊藤忍)

※アエラ増刊『AERA with Money 毎月3000円で純金投資』の記事に加筆・再構成


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