高橋:湯船に浸かること。一人だけの空間で好きな音楽をかけて熱唱しています。

平野:性格的にせっかちですぐ行動に移さないと心配になるんです。休みが長いとしんどくて、仕事している方が落ち着くから、去年はすごく落ち着きました。

 King&Princeが紡ぐ物語は始まったばかりだ。

神宮寺:世界の観光地に行ったら、ちらほら周囲に気づいてもらえるくらいになりたいですね。

永瀬:わかる。「Are you King & Prince?」って。

神宮寺:それと、コンサートは大切にしていきたい。7月からのツアーを楽しみにしています。歌うのも踊るのも好きだし、しゃべることもできるし、それをファンの皆さんに見ていただくのも楽しい。

永瀬:僕は今月からソロでラジオをやらせてもらうことになりました。個々の活動も僕らを知ってもらう近道の一つだと思うので、ソロ活動も大切にしてグループに還元できるようにしたい。グループの冠番組をやってみたい。体を動かしてかっこいいところも、おちゃめなところも見せられるような番組がいい。僕らのすべてを見せたいです。

高橋:一人の仕事の時もグループの存在を感じるけど、やっぱり、6人の仕事になるとうれしいですね。

岸:グループとしては、先輩たちが築いてきた軌道にのりつつ、自分たちで新しいものも築いて、これまでにないグループになりたい。自分たちの発信で作っていきたいですね。目標は「なんでも経験」です。

永瀬:どんな仕事に臨むときも、気負いすぎず自然体で臨めればと思っています。

平野:「メンバーの誰が好き」と言ってくれるのもとてもうれしいんですけど、「King&Princeが好き」と言われたい。ファンでない方にも愛されるグループでありたいですね。

高橋:そして、みんなが笑っていられるのが一番ですよね。僕ら全員で、King&Princというジャンルを作っていけたらなと思っています。

平野:みんなでしゃべるCMがあるんですが、実はほぼアドリブなんです。僕らの素のまま。そんな関係が30代、40代、50代になっても続いていけばいいなと思っています。

(編集部・小柳暁子)

AERA 2019年6月24日号