多様化する父子像 俳優・石田純一が語る「昔の自分なら考えられなかった」こととは? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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多様化する父子像 俳優・石田純一が語る「昔の自分なら考えられなかった」こととは?

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中村千晶AERA
AERA 2019年6月17日号より

AERA 2019年6月17日号より

 父の日を前に、父子関係や、父親の楽しさや苦労を描いた映画が続々と公開されている。20、30、50、60代と、ほとんどの年代で子どもを授かるという経験をした俳優の石田純一さんに、映画を通して見る父と子の関係性について、話を聞いた。

*  *  *
 俳優の石田純一さん(65)は、20、30、50、60代で父親になるという貴重な体験をしてきた。

「20歳で息子(いしだ壱成さん)が生まれたとき、僕は留学を考えていた。結局一人でアメリカに行き、妻と子どもと一緒に住むことはなかった。36歳で娘(すみれさん)が生まれたときは仕事が忙しく、自ら子育てにタッチしようとしなかった。すみれにはいまだに『パパはなんにもしてくれなかったよね』と言われますが(笑)、当時は時代の空気もそうでしたし、僕自身も『父親とはたとえ不在であっても存在感を出せるものだ』と思っていました」(石田さん)

 だが、今は妻・東尾理子さんとの間に生まれた6歳、3歳、1歳の3人の子どもたちの面倒をみることも多くなった。

「夕べも一晩中起きている1歳の娘に付き合って、一睡もさせてもらえなかった。それでも許せるのが不思議ですよね」(同)

 父として積極的に育児に参加するようになり、映画のなかの「父と子」に自然に目が向くようになったという。最近、感銘を受けたのは「アマンダと僕」(6月22日公開)。姉の死で姪っ子を育てることになった青年が“父”になっていく過程を丹念に追う。


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