スマホ自体の料金プランはパケット通信のギガ数が少ないものを選ぶ。そのうえで自宅内はもちろん、外出先でも公衆無線LANサービスのWi-Fi接続をメインに使うクセをつける。

「インストールしているアプリのアップデートをうっかりパケット通信でやってしまうミスに気を付けてくださいね(笑)。既定の容量をすぐ消費してしまうので、Wi-Fi経由で更新する習慣に」(同)

 大手キャリアでも格安スマホのプランを用意しているので、家族ぐるみで乗り換えることも検討したい。注目は、ドコモの1980円プランだ。家族3人分で月々6千円弱まで料金が下がるケースもある。auの「ピタットプラン」も月間1ギガ以内ならドコモと同じく月々1980円(1年目)。いずれも使用量に応じて段階的な料金が設定される。

 ソフトバンクも昨年6月から段階的な料金が設定された「おてがるプラン」を提供していたが、4カ月で終了し、「ミニモンスター」という新プランが登場した。月間1ギガ以内の場合、新規契約・機種変更の初年度は1980円。2年目以降は、同じ使用量で2980円になる。(ジャーナリスト・大西洋平、編集部・中島晶子)

AERA 2019年2月25日号

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大西洋平

大西洋平

出版社勤務などを経て1995年に独立し、フリーのジャーナリストとして「AERA」「週刊ダイヤモンド」、「プレジデント」、などの一般雑誌で執筆中。識者・著名人や上場企業トップのインタビューも多数手掛け、金融・経済からエレクトロニクス、メカトロニクス、IT、エンタメ、再生可能エネルギー、さらには介護まで、幅広い領域で取材活動を行っている。

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。アエラ増刊「AERA Money」も担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などマネー関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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