お目当ての株主優待付き銘柄の決算日の3営業日前までに買えばOK。たとえば2018年8月決算企業の場合、8月28(火)が権利付き最終日(この日までに買う)、29日(水)が権利落ち日、31(金)が権利確定日になる
お目当ての株主優待付き銘柄の決算日の3営業日前までに買えばOK。たとえば2018年8月決算企業の場合、8月28(火)が権利付き最終日(この日までに買う)、29日(水)が権利落ち日、31(金)が権利確定日になる
株主優待の花形が食事券! 特にお得な20銘柄を発表●「食事券がもらえる株主優待ランキングベスト20」はここをクリック
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 株式投資といえば「株価が値上がりして大儲け」「年に2回、配当がもらえる」。もちろんそれが最大の目的だが、「株主優待」を目当てに株式投資をする人も多くいる。

【食事券がもらえる株主優待ランキングベスト20】

 株主優待とは、簡単に言えば「企業から個人投資家へのプレゼント」。

 自社の株を買ってくれた人に、人気の自社商品や系列店舗の食事券、地域の特産品などを送ることで「うちの株主になってくれてありがとう」と感謝の気持ちを示すものだ。

 現在、株主優待付きの銘柄(株)は、1454社(2018年6月20日現在)。この中で特に人気の優待は、ズバリ「食事券」!

 吉野家の牛丼を優待券で食べたければ(もちろんタダ)、吉野家ホールディングスの株を買う。すき家の牛丼が好きならゼンショーホールディングスの株を買う。

 意外なところでは、モスバーガーやミスタードーナツで“優待ランチ(ティータイム)”をしたければ、ダスキンの株を買う、といった具合だ。

 アエラ別冊『大人の株主優待ランキング』では、株主優待銘柄を12のカテゴリーに分け、それぞれのカテゴリーで「優待利回り+配当利回り」を算出した“お得優待ランキング200銘柄”を掲載している。

 その中から、「食事券」がもらえる優待銘柄ランキングベスト20を公開!

 トップはスタイリッシュなホテル、レストランで大人気の「ひらまつ」。株価5万円台、最低100株から投資金額は5万円台だが、これであなたも立派な株主。もらえる配当とレストラン割引券で得する金額を合計すると、実質利回りは9%を超える。

 優待マニアの中には、「外食、特にランチで現金を出したことがない」というツワモノも。株価の上げ下げを気にせず、ふだんの生活で恩恵を受けながら投資を楽しめるという意味で、優待株投資は初心者にオススメといえる。(経済ジャーナリスト・伊藤雅浩、ランキング株価データ提供・マネックス証券)

※AERA増刊『AERA with MONEY 大人の株主優待ランキング』より