休眠口座に大金が眠る? 「通帳、カード、銀行名記憶なし」でも捜索OK (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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休眠口座に大金が眠る? 「通帳、カード、銀行名記憶なし」でも捜索OK

福光恵AERA
休眠口座に大金が眠る?(※写真はイメージ)

休眠口座に大金が眠る?(※写真はイメージ)

 2018年1月、「休眠預金活用法」なる法律が施行された。休眠預金とは、10年以上出し入れなどがなく、放置されっぱなしになっている銀行口座の預金のこと。今回施行されたのは簡単に言うと、これまで銀行の収入になっていたこうした休眠預金を、NPOなどの活動に活用する法律だという。

 利用者にとっては、休眠預金であろうがなかろうが、法律が施行されてもされなくても、預金がなくなるわけではない。引き出せることに変わりはないのだが、ここからが本題。この施行に絡んで、聞き捨てならないニュースを耳にした。

 その休眠預金とやら。昨年、新たに発生しただけでも約700億円。10年間の累計だと、約6200億円にも上るらしい。ちなみに700億円というと、100円ショップで知られる東証1部上場企業「キャンドゥ」の売上高とほぼ同額。そりゃあ、大変な額ってことだ。

 そういえば自分にも心当たりがある。マネーロンダリングなんて言葉がなかったその昔、銀行口座は今よりずっと、お手軽に作ることができた。そこで、引っ越しや転職などをきっかけに、銀行に新しい口座を作っては乗り換え。前の口座はというと、あらかた使い切ってから、放置したと思われる。

 でも年間700億円も生まれるんだもの。私にだって、実は大金が残っているのに、存在すら忘れている休眠口座が絶対ないとはいえない。そうちょっとウキウキして、銀行の支店が集中する新宿駅周辺へ。自分の休眠口座を捜す旅に、シェアリングサイクルを借りて、こぎ出すことにした。

 自分の場合、通帳なし、カードなし、銀行名の記憶なし、さらにあるのかどうかすらわからないという、ずぼら丸出しの口座捜索。それでも都市銀行4行なら、基本どこの支店の窓口でも、本人確認の免許証などがあれば、だいたい10分ほどで口座の有無を調べてくれる。

 ちなみに結婚前など旧姓で作った口座を捜すときは、旧姓を証明するための戸籍謄本などを入手しておくことも忘れずに。


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