宗春ゾーンに行くと、「どえりゃあ金箔(きんぱく)」と書かれたポスターが目を引いた。

 野菜とシーフードにこだわった料理を提供するレストラン「saien」が販売する金箔1枚をトッピングしたソフトクリームだ。980円と値段も「どえりゃあ」だが、食べてみた徳重アナの感想は、「まっ金金!これはうれしい。おっいしい。ぜいたくなソフトクリームです」と、普段はしない自撮りをしながら、笑顔いっぱいだった。金箔つきのソフトクリームは、義直ゾーンにある老舗豆腐店「河口」でも買うことができる。

 名古屋城とその周辺に新しくできた観光スポットを一日で見て回った徳重アナ。変わりつつある名古屋観光の実態を目の当たりにしながら、こう話した。

「名古屋には独特の文化や個性があるので、名古屋らしさを残しつつ、みんなが長時間滞在できる複合型のエリアをもっと増やしてほしい。なぜ、この金シャチ横丁みたいな場所をもっと早く作らなかったのか不思議です。名城公園エリアや伏見エリアなど、どんどん開発が進んでいます。これからの名古屋は、どんどん面白くなりますよ」

(編集部・山本大輔)

AERA 6月25日号より抜粋