ささいな掟を守るだけで男女の幸せが続くなら、試してみては…(※写真はイメージ)
ささいな掟を守るだけで男女の幸せが続くなら、試してみては…(※写真はイメージ)
セックスレス予防・改善の掟10(AERA 2018年5月28日号より)
セックスレス予防・改善の掟10(AERA 2018年5月28日号より)

 夫婦生活を大きくゆるがすセックスレスという問題。その予防法や、そしてなってしまってからの改善法を、セックスカウンセラー・荻原かおるさんに聞いた。

【図版】あの言葉はNG?“レス”予防・改善の10の掟はこちら

 できればセックスレスになる前、そしてレスになった後でも何かできることはないか。『いつまでもメイクラブする方法』(扶桑社)の著者で、セックスカウンセラーの荻原かおるさんにセックスレスに役立つ“掟”を聞くと、従来の常識とは真逆の内容が返ってきた。

●セックスレス予防・改善の掟10
(1)「子づくりしよう」と言わない
(2)肉やうなぎ、精力剤を食卓に出さない
(3)排卵チェックはなるべく隠す
(4)セックスを頻繁に断らない
(5)「パパ」「ママ」と呼び合わない
(6)子ども中心の生活になりすぎないよう注意
(7)子育てを夫にも協力してもらう
(8)川の字で寝てもいいが、時には二人の時間を
(9)相手を異性として日々、ほめる
(10)夫(妻)の愚痴をどこまでも肯定的に聞く

「まず“男性はナイーブで、ほめられたい生き物だ”ということを頭に叩き込んでください」

 子づくりしようというセリフ、精力のつく食べ物、排卵チェック(1)~(3)は、いずれも男性を追い詰める。セックスを頻繁に断ると男性は傷つく(4)。「どうしても疲れているなら手や口で処理してあげることも信頼関係につながります」

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