アート界に「多様化」の波 ルイ・ヴィトンコラボに“インスタ映え”も (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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アート界に「多様化」の波 ルイ・ヴィトンコラボに“インスタ映え”も

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中村千晶AERA
アートに何が起きているのか(※写真はイメージ)

アートに何が起きているのか(※写真はイメージ)

 このところ美術界が賑やかだ。昨年に41万人を動員した「怖い絵」展を皮切りに、今年も話題の展覧会が相次ぐ。ルイ・ヴィトンはアーティストとコラボしたバッグを発表し、画家を主人公にした映画も相次いで公開中だ。アートに何が起きているのか。

 ルイ・ヴィトンは2017年春から、現代美術アーティスト、ジェフ・クーンズとのコラボレーションで「MASTERS コレクション」を発表している。西洋絵画の巨匠たちの作品をハンドペインティングで再現した彼の「ゲイジング・ボール・ペインティング」のイメージをバッグに落とし込んだもので、第1弾にはダ・ヴィンチやルーベンスなど5人の画家が、秋に発売された第2弾にはマネ、モネ、ゴーギャンら印象派&ポスト印象派の画家が選ばれている。

「分類しなければならないとすれば、これはアート。人々がこのバッグを持って街を歩いているとき、巨匠たちとの内なるつながりはすでに生まれているのです」(クーンズ)

 美術史家で多摩美術大学の中村隆夫教授は、東京・国立新美術館で開催される「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」のポスターを見て驚いた。

「ルノワールの有名な絵画『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢〈可愛いイレーヌ〉』に『絵画史上、最強の美少女(センター)』というキャッチコピーがついている。時代が変わったな、と思いました(笑)」


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