ロックバー経営者がベンチャー企業でコネクタに? 新しい複業のカタチ

仕事

2018/01/05 16:00

日比谷尚武さん(41)/【本業、上】shhGarage(共同経営):アナログレコードだけのロックバーを友人と3人で経営/【複業】Sansan 業務委託/クラウド名刺管理のベンチャーで、自らの社外ネットワークを活用して社内の課題解決を支援する「コネクタ」として働く。個人向けの名刺管理アプリeightを世に知らしめる「エバンジェリスト」であり「名刺総研所長」(撮影/横関一浩)
日比谷尚武さん(41)/【本業、上】shhGarage(共同経営):アナログレコードだけのロックバーを友人と3人で経営/【複業】Sansan 業務委託/クラウド名刺管理のベンチャーで、自らの社外ネットワークを活用して社内の課題解決を支援する「コネクタ」として働く。個人向けの名刺管理アプリeightを世に知らしめる「エバンジェリスト」であり「名刺総研所長」(撮影/横関一浩)

「働き方改革」を目指す政府が「副業・兼業の推進」を打ち出したことで「一つの仕事に縛られない働き方」が盛り上がっている。目的は「小遣い稼ぎ」ではなく、人生100年時代に「代わりのきかない人材」になって、長く、やりがいを持って働き続けることだ。時代の転換点で、一歩先を行く複業ワーカーを取材した。

*  *  *
 看板も出していないのに、なぜか混み合っているロックバー。そのカウンターで、棚から一枚一枚アナログレコードを取り出しては、盤に針を落とす男性がいた。バーの共同経営者、日比谷尚武さん(41)だ。

 もう一つの顔はクラウド名刺管理Sansanの業務委託。「コネクタ」という聞き慣れない仕事の中身は後述するとして、日比谷さんはほかに、5~6社の広報コンサル、勉強会やイベントの企画・運営も請け負う。

●本気でコミットしたい

 日比谷さんは、パラレルキャリアに高い関心を寄せる30~40代の代表格。お金にはガツガツせず、自分の成長や人の役に立つことを重視する。この世代を言い当てるもう一つの特徴が、ネットを自在に使いこなす点だ。インターネットの勃興・普及期に学生時代を過ごし、ベンチャー起業家も多い。SNSを使った情報発信や人脈づくりも得意で「ソーシャル世代」とも呼ばれる。日比谷さんの「コネクタ」も、まさに人と人とをつなぐ仕事だ。

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