12月18日に亡くなった韓国のボーイズグループSHINeeのジョンヒョンさん(27)は、2016年、他のメンバーとともに5人でアエラ2月29日号の表紙に登場していた。日本デビュー翌年のツアーで20万人、3年後には30万人を動員。5年目の当時(2016年)はそれが40万人に迫り、「輝く光を浴びる人」という意味を込めたグループ名の通り、輝く道を歩いている最中だった。追悼の思いを込めて、掲載した記事を再録する。
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――1月には日本で4枚目となるアルバム「D×D×D」を発売。全国ツアー「SHINee WORLD 2016~D×D×D~」も始まりました。ツアーにかける意気込みを教えてください。
ミンホ:僕たちの新しい姿をお見せしないといけない。そんな覚悟を新たにしています。2015年、初めて東京ドームのステージに立ったとき、とても感動したんです。今回も、アリーナツアーの最後に、初の京セラドーム、そして2度目の東京ドーム公演が予定されています。多くのファンの皆さんに見ていただいて、直接、感謝の気持ちを伝えたいですね。
キー:デビューしたころから、ドームでのコンサートにあこがれていました。やっぱり、特別ですよね。
ジョンヒョン:大きな場所で歌えることに、心から感謝しています。
オンユ:だから、カッコいい姿も見せないと!(笑)
テミン:僕は、コンサートをやっているときが一番楽しい。だから、また日本全国を回れることはすごくうれしいんです。
■大事にしたいのは感性
――ライブでは、1月に出したばかりのアルバム「D×D×D」の曲をたくさん歌っていますね。
キー:レコーディングしているときから、早くステージで歌いたいなと思っていたんです。「WANTED」を聴いたときは、「絶対ロック系でいかないと」と思いました。
ジョンヒョン:彼女と一緒にドライブするときは、「Moon Drop」。
一同:おお~。