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成功している商業施設の共通点とは

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木内恒人AERA
八重洲本ブックセンター本店副店長・木内恒人さんの読書遍歴は?(※写真はイメージ)

八重洲本ブックセンター本店副店長・木内恒人さんの読書遍歴は?(※写真はイメージ)

「コト消費」の嘘

川上徹也著

978-4040822082

amazonamazon.co.jp

 子どもの頃読んで忘れられない本、学生時代に影響を受けた本、社会人として共鳴した本……。本との出会い・つきあい方は人それぞれ。各界で活躍する方々に、自身の人生の読書遍歴を振り返っていただくAERAの「読書days」。今回は、八重洲本ブックセンター本店副店長の木内恒人さんです。

*  *  *
「モノが売れない時代」になり、だったら「モノを売るな、体験を売れ」などと言われて久しい。だが、実際には体験型消費を売りにしている大型商業施設が全部成功しているかと言えばそうではない。

 成功している商業施設の共通点は、体験した「コト」をうまく「モノ」の消費につなげていることから、著者の川上さんはそれらを「コトモノ消費」と名づけた。

 野外ライブの後に星を見る体験を双眼鏡販売につなげた光学機器メーカーの話、徹底的に青森にこだわり、「この旅館に泊まれば青森が体感できる」と評判の旅館の話。そのほかにも体験(コト)と商品(モノ)を上手くつなげて消費を喚起している実例を豊富に紹介する。

 小売りに携わる私も「なんとなく感じていたけど上手く言葉にできなかったこと」を著者はいつも代弁してくれる。

AERA 2017年12月18日号


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