霞が関では早くも利権分捕り合戦に? 来年度新設の「出国税」 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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霞が関では早くも利権分捕り合戦に? 来年度新設の「出国税」

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山田厚史AERA

2018年度税制改正の目玉が出国税(※写真はイメージ)

2018年度税制改正の目玉が出国税(※写真はイメージ)

 2018年度税制改正の目玉が出国税。日本を離れる旅行者などに課す新たな税金で400億円の「利権」が発生する。笑うのは誰か。

「成田空港や羽田空港の高額な着陸料は世界でも評判が悪い。航空燃料のサーチャージも料金に上乗せされる。そんなわけで出国税には慎重だったのですが、今回は空気が一変しました」

 旅行業界の関係者は、政府が出国税の導入に動きだしたことに驚いている。空港や港で出国する人から1千円ほどを徴収して運賃に上乗せする。米国は渡航認証申請手数料を充てるなど、一部の国で出国税にあたる制度が導入されてきたが、日本は慎重だった。ところが政府は「訪日外国人増加キャンペーン」を口実にした。

 観光PRは国土交通省の配下・観光庁の仕事だが「今回は首相官邸が積極的に動いた。主導権を発揮したのはカジノや観光産業に関心を深めている菅義偉官房長官のようだ」と関係者は指摘する。


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