「スマホ育児」で言語の発達が遅れる可能性 使い方のポイントとは (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「スマホ育児」で言語の発達が遅れる可能性 使い方のポイントとは

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家事で手が離せないとき、赤ちゃんにテレビやスマホを見ていてもらうのは、どこの家庭でもあることでしょう。長時間一人で見せ続けるのではなく、できるかぎり話しかけてあげて  (※写真はイメージ)

家事で手が離せないとき、赤ちゃんにテレビやスマホを見ていてもらうのは、どこの家庭でもあることでしょう。長時間一人で見せ続けるのではなく、できるかぎり話しかけてあげて  (※写真はイメージ)

 一人では何もできない受動的な存在から、「発達しようとする力」を備えた能動的な存在へ。「赤ちゃん像」は最近の研究で大きく変化しています。私たち親も、赤ちゃんとの「かかわり方」を変えなければなりません。子育て実用誌『AERA with Baby スペシャル保存版 早期教育、いつから始めますか?』から、赤ちゃんとスマートフォンとの関わり方をお届けします。

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 いまの時代、子育てからスマホを排除することは、なかなか難しいでしょう。でも、ママやパパが育児中も野放図にスマホを使い続けることは、思わぬ悪影響を赤ちゃんに及ぼします。

 スマートフォンはいまや「育児の命綱」だと言うママやパパもいるかもしれません。スマホで子どもの日常を撮影し、育児の記録をつけ、子育て情報を調べる。ネットで見つけた寝かしつけの音楽を聞かせることもあるでしょう。

 電車や建物内で子どもが騒いだときや、家事で手を離せないときもスマホは鉄板。育児の強い味方になってくれます。

 ヤフーなどネット関連企業でつくる「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」(子どもネット研、座長・坂元章お茶の水女子大学教授)が2016年10月に実施した、未就学児の保護者を対象とした調査では、0歳児の21.8%、1歳児の41.8%、2歳児の56.0%が、スマホなどの情報通信機器の利用経験がありました。

 写真や動画を見たり、ゲームをしたり。頻度も「毎日必ず」が19.9%、「ほぼ毎日」が30.7%と高く、情報通信機器が乳幼児の日常に深く浸透していることがわかりました。

●3カ月以内は要注意!

 調査では、子どもに利用させることについて、9割以上の保護者が何らかの不安を感じているということも明らかになりました。

 スマホなどの情報通信機器とは、どんなふうに付き合っていけばいいのでしょうか。

 赤ちゃんは視力が未発達でも動くものが大好きです。だからスマホには夢中になってあたりまえ。「生後3カ月以内の赤ちゃんには注意したほうがいい」と話すのは、中央大学の山口真美先生です。


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