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武藤嘉紀「子ども時代に“本物”に触れる」

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武藤嘉紀AERA#武藤嘉紀
子ども時代に触れた“本物”は、その後の人生にも大きな影響を与えてくれる (※写真はイメージ)

子ども時代に触れた“本物”は、その後の人生にも大きな影響を与えてくれる (※写真はイメージ)

 独ブンデスリーガのマインツに所属する武藤嘉紀選手が「AERA」で連載する「職業、ブンデスリーガー」をお届けします。大学在籍時からFC東京に所属し、日本代表にも選出。現在はマインツで活躍する武藤選手が異国の地での戦い、生活ぶりをお伝えします。

*  *  *
 2003年、当時、ベッカムやロベルト・カルロス、フィーゴ、ジダン選手をはじめ、錚々たるメンバーを擁して「銀河系軍団」と呼ばれたレアル・マドリードが来日しました。親善試合を前に、東京ドームでの練習が一般公開され、小学生の僕はワクワクして見に行ったのです。

 練習とはいえ華やかな雰囲気で、選手たちは誰もが明るくオープン。僕たちのところまで来て次々とハイタッチをしてくれました。正直にいうと、練習方法などはほとんど記憶に残っていないのですが、そのハイタッチの感触や、ベッカム選手がつけていた香水の良いにおいまで、鮮明に覚えています。大人が想像する以上に、子どもにとって「世界」を目の当たりにする体験は、衝撃的で強烈だったのでしょう。誰もが憧れる選手を間近にして「僕もこんな選手になりたい!」と思ったことも忘れることができません。教わることも大切ですが、「世界の本物」をひと目見て直感したことが、自分の原動力にもなっている……と、少し懐かしく、当時のことを思い出しました。


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