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うつの処方の薬が多すぎると感じたら、代替案を提案できるセカンドオピニオンへ

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越膳綾子AERA#病気

薬が多すぎると感じたら…(※イメージ)

薬が多すぎると感じたら…(※イメージ)

 うつ治療に正誤の絶対的基準はない。診察は医師の主観に影響される部分もあり、正しい診断に行き着くまで数年かかることも。診断誤差や再発を減らす最新治療とは。

【セカンドオピニオン】の薬が多すぎると感じたら

 今、受けている治療が本当に自分に合っているのか?

 獨協医科大学越谷病院(埼玉県越谷市)こころの診療科では、2014年12月から毎週1回、セカンドオピニオン外来を開設している。希望者は、主治医の紹介状(診療情報提供書)、CTやMRI、レントゲンといった画像データのほか、必要に応じて採血結果などを持参する。それらの情報に基づいて同科教授の井原裕医師が問診し、主治医と患者の双方に意見書を返す。保険適用外で、受診料は1回(30分~1時間)あたり3万円。

 開始から1年半で30人弱が受診した。疾病の割合は、うつ病が1割、双極性障害II型が3~4割、ほかにパニック障害などの不安神経症、統合失調症、パーソナリティー障害、発達障害など多岐にわたる。海外在住で日本に一時帰国した時に受診する人も。多くは、主治医の診断や治療に疑問を抱いている。

「抗うつ薬を3種類、抗不安薬を3種類など、処方が多すぎると思われるケースも。メリット・デメリットを説明し、依存リスクを伝え、代替案を提案することもあります」(井原医師)

 誤解してはならないのが、主治医の治療方針を批判する場ではないこと。主治医の判断を全面的に肯定することもある。


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