朝6時に銀行から「返せ」電話 U-NEXT社長 最大の危機 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

朝6時に銀行から「返せ」電話 U-NEXT社長 最大の危機

このエントリーをはてなブックマークに追加
AERA#企業
U―NEXT社長宇野康秀さん(52)1989年にインテリジェンスを起業。98年、大阪有線放送社(現USEN)の社長に。2014年、動画配信「U―NEXT」がマザーズに上場。社長として3度の上場経験を持つ(撮影/編集部・岡本俊浩)

U―NEXT社長
宇野康秀
さん(52)
1989年にインテリジェンスを起業。98年、大阪有線放送社(現USEN)の社長に。2014年、動画配信「U―NEXT」がマザーズに上場。社長として3度の上場経験を持つ(撮影/編集部・岡本俊浩)

 多くの精神的な困難は、時間が解決してくれると思っています。ただ、この時ばかりはそれをはるかに上回る困難でした。ならば、肉体的にさらに過酷で、つらいことを課せば、精神的に楽になるんじゃないかと考えました。

 トライアスロンと山登りを始めたのはこの頃です。経験はゼロでしたから、初めは2キロ走るのがやっと。練習時間ですか? 毎朝6時に銀行から電話がかかってくるので、それが終わってから。土日に会社で働くのもやめ、トレーニングにあてました。トライアスロンの大会には、いまも出ています。

 スポーツを始めて「ものごとの因果関係」を意識するようになりました。リーマン・ショック後はまるで世界中の不幸を一身に浴びているようでしたが、そうなったのも、ベンチャー企業を始めたから、そして経営者の道を選んだから。そもそも、会社経営なんて別に選ばなくてもいいんです。スポーツも同じですよね。でも、やりたいから選んだ。自分の選択が生んだ結果で、仮にそれが苦しいことだとします。越えれば、強くなれるんじゃないか。次の挑戦の糧になる。そう考えられるようになりました。(アエラ編集部)

AERA 2016年4月11日号より抜粋


トップにもどる AERA記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい