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識者は懸念? 高校生「尊敬する人」もっとも多いのは「母」

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AERA#出産と子育て

高校生が「尊敬する人」もっとも多いのは「母」(※イメージ)

高校生が「尊敬する人」もっとも多いのは「母」(※イメージ)

 尊敬する人は親──。高校生1030人を対象にした調査で「尊敬する人や目標とする人は誰か」を最大3人まで記入してもらったら、親を挙げた人が170人と圧倒的に多かった。中でも「母親」が85人と半数。この結果の背景にあるものとは。

 アンケートでの「親」「両親」という回答にも母親が含まれていることを考えると、尊敬する人は「お母さん」という回答者は7人に1人の割合だ。

 この結果について、社会学者で兵庫教育大学助教の永田夏来さんは懸念を示す。

「就職活動で尊敬する人に親を挙げる学生がいるとは言われていましたが、高校生でこれだけ多いとは。本来、10代後半で自立に向けて一度は親と反目し、就職や社会人経験を経て親を尊敬するようになるのですが、17、18歳でこれだけ親を頼り、尊敬するとなると、自立のきっかけを見失い、大人になり切れないのではないかと心配です」

 神奈川の県立高校に通うコウヘイ(17)は、月に2、3回は母親(42)と外出する。買い物に付き合うことが多いが、映画を見に行くことも。恋愛映画はちょっと気まずいから、ハリウッドものをリクエストする。この夏は「ミッション:インポッシブル」を見た。

「お母さんなら、友だちといるより気を使わなくていいし、お金も払ってくれるから彼女とのデートより楽ですよ」

 マーケティング会社・ブームプランニング代表の中村泰子さんは言う。


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