同人誌は稼げるのか?赤字、黒字の割合は コミケ準備会を直撃 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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同人誌は稼げるのか?赤字、黒字の割合は コミケ準備会を直撃

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同人誌作家にもいろんなタイプがいる。けむほこさんの場合は「萌え」の要素が少ない「サブカル系」の絵が人気を集めている(撮影/村上宗一郎)

同人誌作家にもいろんなタイプがいる。けむほこさんの場合は「萌え」の要素が少ない「サブカル系」の絵が人気を集めている(撮影/村上宗一郎)

 でも、その発表先は同人誌だろう。商業誌には「もう戻らない」とも言った。自分のペースで描けるから。また、自費出版である以上、出版社から売り上げを中抜きされることはない。

 稼げる。そうか、そんなに同人誌業界っていいのか。もうかるのか。

コミックマーケットを運営するコミックマーケット準備会に尋ねてみると、こう返ってきた。

「もちろん、利益が出る人もいます。でも、そんなカンタンに稼げるわけありませんよ」(企画・広報室の里見直紀さん)

 聞けば、意外な数字が見えてきた。3日間で55万人が訪れるコミックマーケットに出店する同人サークル(作家のブース。1~2人の単位)は3万5千。販売するものは同人誌を中心に、ゲームやアニメにインスパイアされた同人音楽のCDなど、ラインアップは膨大だ。

 しかし、このうち、年間20万円以上の黒字サークルは1割に過ぎない。6割は赤字で会場を後にしているのだ。

「趣味の場。採算度外視、少部数で参加するサークルが大半です」(里見さん)

AERA 2015年11月16日号より抜粋


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