「中国にはなぜ海賊版が多い?」目からウロコの理由 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「中国にはなぜ海賊版が多い?」目からウロコの理由

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「バンダイナムコ上海」のメンバー。前列中央が山田さん。出向社員は5人だけで日本語堪能をひとつの条件に、現地採用した(写真:バンダイナムコエンターテインメント提供)

「バンダイナムコ上海」のメンバー。前列中央が山田さん。出向社員は5人だけで日本語堪能をひとつの条件に、現地採用した(写真:バンダイナムコエンターテインメント提供)

 まず、中国人が好むゲーム内容が日本と全く違う。

「日本ではストーリー性が強いロールプレイングや武器などを増やすコレクション要素の高いゲームが支持されますが、中国はとにかく『自分が一番』と誇示できる競争スタイルのゲームが人気です。演出も派手めが好き」(山田さん)

 また、「なぜ、中国では海賊版が多いのか?」という素朴な疑問も、現地社員との雑談の中で解決した。「正規版がなかったからですよ」と、当たり前すぎる答えが返ってきて、「目からウロコだった」(山田さん)。

 中国大手インターネット会社テンセントゲームスと共同開発した「NARUTO―ナルト―」の「火影忍者 ONLINE」は、配信1年足らずで会員数2千万人を突破。続いて正式配信が予定されているスマホ向け「火影忍者 MOBILE」の開発も順調だ。この手ごたえに、山田さんは早くも確信している。

「中国の方の多くは“本物志向”なんです。ただ、規制などの理由で手に入らなかっただけ。きちんとした本物を作れば、商機はもっとある」

AERA  2015年10月5日号より抜粋


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