MERS「侵入したらエボラより厄介」と専門家 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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MERS「侵入したらエボラより厄介」と専門家

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MARSへの感染予防のためマスクをする韓国の人々。小売やレジャーに影響が出ている/ソウル(写真:gettyimages)

MARSへの感染予防のためマスクをする韓国の人々。小売やレジャーに影響が出ている/ソウル(写真:gettyimages)

 韓国で、中東呼吸器症候群( MERS(マーズ))の感染拡大が止まらない。韓国政府の発表によると、12日現在、126人が感染し、死者は10人にのぼる。どんな病気なのか。なぜ韓国で感染爆発が起きたのか。海を挟む隣国・日本にとって、対岸の火事ではない。

 MERSとは、コロナウイルスの一種が起こす感染症だ。コロナウイルスは風邪を起こすありふれたウイルスだが、2003年、致死率が高い新型による感染爆発が、中国、香港などアジアを中心に起きた。新型肺炎と呼ばれた「SARS」だ。

 世界中が恐慌に陥ったが、世界保健機関(WHO)などのさまざまな対策により、1年半で900人以上の命を奪った後、姿を消した。

 それから8年経った2012年。SARSの後継のように登場したのがMERSである。発熱、せきに始まり、重症化すると肺炎を起こし、最悪の場合、死に至る。

 SARSはハクビシンから人に広がった。MERSではヒトコブラクダだ。これまでのMERS患者は、ラクダが身近な中東に住む人か、この地域から帰国した人に限られている。


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